錦鯉日記 その55 マジか~!

元気ですか~!

新潟はここの処、冬に逆戻りです。
皆さんの地域でも同様ではないかと思います。
今の時期、餌を与えたり、与え始めようと思っている方は止めた方が良さそうです。

雲の切れ間から差す太陽は明らかに春の日差しで、車に乗っているとエアコンも切るぐらいです。
晴天が2,3日続くと池の水温も一気に上がり鯉も動き出します。

しかし今の時期は天候が不安定で、昼夜の気温差も大きくなる日も多くあります。
あせる必要はないので、天候が安定してから給餌を始めましょう。

さて今日は出品した大正三色で、あまりにも変わった鯉がおりましたのでご紹介いたします。

錦鯉 鯉 販売 通販 超稀少!! 大正三色 30cm AG1-288
鯉を裏向きにひっくり返した写真を見てお気付きでしょうか?

この鯉は見た目は明らかにメス鯉です。
尻びれ、尾筒のところに有る1枚ヒレの前部に肛門が有り、この形は明らかにオスの形をしております。

しかしこの鯉が超稀少な訳は、腹びれ、お腹の下に有る2枚のヒレの中央にピンクの出っ張りかあります。

何と、何と!お腹を押さえるとここから糞が出るのです。
初めは、何か出来物が出来ているのか?と思いましたが、ここも肛門になっており、メスの生殖器の形をしているのです。

本来あるべき所に有る肛門は機能していない様で、形はあるものの体内と繋がっているかは不明です。

皆さん、こんな鯉、見た事が有りますか?
中性の鯉はたまにおります。
中性の鯉はメスの様な体を持っていても卵をほとんど抱かず、超大型になる傾向が有ります。
昔、全日本の品評会で全体総合優勝を獲った三色もそんな中性の一本でした。

雌雄同体!?と言っても良いのかな?
オス型の肛門は機能していない様に見えるので。

鯉自身はメス特有の体形で、肌も白く明るい紅の付いた綺麗な大正三色です。

自然に考えると、もし最初から肛門を2つ持っていたとすれば、本来は有るべきところに有る肛門が機能する様になるのが自然だと思いますよね。

本当、生命の神秘。

あまりにも変わった鯉がいましたのでブログで取り上げてみました。
体調はいたって健康体ですよ。

では、また次回へ。