錦鯉日記 その9 ワクチンの副反応。

元気ですかー!

新潟もコロナ患者が急激に増えて来ております。

私はやっとワクチンの副反応が快方に向かって来ました。
何を隠そう私は2回目のワクチンをやっと打ち終わったところです。因みにファイザーでした。
接種が終わってから数時間後ぐらいからお腹をくだし出したのですが、何か悪い物を食べたかな?という感じでした。
翌日からは熱はさほどでもなかったのですが、倦怠感、胸やけがひどく、ずっと寝ておりました。
意外に副反応ではなく本当の食中毒だったりして。
接種前から確かに体調が悪かったのです。

本来、昨年8月に接種の順番が回って来たのですが養鯉作業に穴をあける事が絶対に出来ない時期でしたので延ばしておりました。
私などは錦鯉の養殖期間に入ると不特定多数との接触が極端に減ります。
日々単純な行動範囲になり人ごみに入るのはコンビニぐらいの生活です。
逆にスーパーに買い物に行く家内や高校に通う息子から家庭内感染するのでは?と気を付ける日々でした。

しかし、安全性が確かでない変な菌を体に入れたくなかったというのが本音です。
赤信号みんなで渡れば怖くない的な周りの風潮に流された選択はしたくなかったのです。
政府主導でマスコミに情報操作された国民は接種率が進むにつれ未接種の人間を犯罪者でもあるかのように言う人も出て来ました。
政府の政策も接種証明書がなければ。。。。生活しにくい状況が容易に想像で見えてきます。

私が接種1回目の昨年12月の段階で、海外では接種完了者のブレークスルー感染率が大幅に増えている時期でした。
オミクロン株も感染力は高いものの重症化率は低そうでした。
菌自体がこなれて来ており殺傷能力が低くなっているのも明らかでした。

鯉の業界も一昔前、鯉ヘルペスKHVがはやり、発症当初は本当に致死率の高い病気でした。
しかし、このウイルスも今となっては鯉が健康体であればウイルスが入っても発症しないまでに弱くなってきています。
人間で言うところの無症状というやつですね。

こんな状況で今更ワクチンを接種する必要性が有るのかと疑問を持ちながら接種を受けたのですが。。。
私の様にワクチン未接種の人間は感染すれば症状が現れ、無駄に菌を他に広めるリスクの少ない人間だとは思ってもらえないのか?
自分自身納得のいかない結局は世間に負けたなという決断でした。

と言えばよく聞こえるかもしれませんが、本当は本当は本当は注射が怖いのですよぉ~~。
予防接種は小学生の時以来、受けていません。
健康診断の時も血を抜く作業は若い看護師さんに当たると間違いなくチェンジを要求します。
腕に針が入るまでの間もスッタモンダしますが、血を抜かれている間は気を失いそうになります。
体に針という異物が入っているという感覚がダメなのです。

笑われるかもしれませんが私にとって注射は一大事なのです。

養殖業に携わっていると常に丈夫な生体をどう作って行くかを考えています。
免疫能力の高い、菌に対する抵抗力、治癒力の高さ等々。
年々、養殖業の世界でも使用できない薬品、製造中止になる薬品が増えて来ており、薬で対応しようとしても使える薬品に限りが出て来ました。
直接、鯉に使用する薬品に限らず自然界に影響を及ぼす物、使用することで人体に悪影響が及ぶ可能性の有る物。
人に使用する薬品とは違い使用者の範囲が狭い薬品なので一度製造禁止になってしまうと、それに代わる新薬はほぼ出ません。

対、人用の新薬はどんどん出るのに。
養殖業界、特に人が食べる養殖業界では今後も薬に頼らない生体の免疫能力を高める方向の研究が進んで行くことと思います。

人に対する病気予防も新薬やワクチンの開発が注目を集めていますが、皆さんもご存知の様にそれには終わりがありません。
いたちごっこを繰り返すだけです。

政府よ日本の免疫学の研究者にもっと研究費をさいてあげて下さい。
がんばれ日本!

今回の私個人の副反応は思った以上に長引いております。
体に菌を注入するのは小学生依頼でした。
私の体がワクチンを嫌って戦っているのが分かります。
がんばれ俺! 仕事は待ってくれないぞ。