こんにちは、錦鯉愛好家の皆様。春の訪れと共に、錦鯉の餌やりについて重要なお話をさせていただきます。
早い雪解けと野池の準備
今年は例年より雪解けが早く、十日町市の養鯉池がある地域では、昨年と比べて約1ヶ月も早く入れるようになりました。冬場の運動不足で体が鈍っているため、慣れるまでは毎日へとへとになります。
春の餌やり – 18℃ルールの重要性
私どもは常々、春の餌やり開始時は昼夜を問わず水温が18℃を保てるようになってからとアドバイスしております。錦鯉にとって、水温と体の代謝には密接な関係があります。
- 一般的に市販されている餌は、水温が18度以上ないと安全に消化できません。
- 長期間餌を与えていなかった鯉には、急に餌を与え始めるのは危険です。
- 腸の働きや消化吸収を促す腸内細菌を徐々に活性化させる必要があります。
春の餌やりで注意すべきこと
水温が上がると鯉は餌を欲しがりますが、腸の働きが目覚めていない状況で餌を与えすぎると、消化不良を起こし、鯉が不調に陥る原因になります。
春に鯉を死なせてしまう方の多くが、餌の与え方を間違っているのです。
乳酸菌の効果と使用方法
腸内細菌を活発にさせるには乳酸菌が効果的です。弊社の販売する乳酸菌は「生菌」で、確実に腸内細菌を増やせます。
乳酸菌の特徴と効果
- 真夏の高温期でも食い止まりしにくく、夏バテ防止にも
- 鯉の免疫効果促進につながる
- 白地、紅の艶が良くなる
- 水質改善効果もある
使用方法
餌がサラサラ感を保てる量を混ぜるだけで充分です。継続使用することが肝心です。
おわりに
春の餌付け時に不安がある方、ぜひお試しください。鯉の健康は腸内細菌からです。次回の更新もお楽しみに。