錦鯉日記 その24

元気ですか~!

今日は簡潔に書きます。
本日、この販売鯉を登録している時にふと思ったのですが。

小模様ですが昭和の魅力を感じる一本です。商品説明にも書きましたが、まだ本墨でない為、青いタライに入れると墨が写真の様に少しボケてしまいます。

隔離槽に入れると墨は黒々として綺麗なコントラストを魅せるのですが。。。

今回は特に水槽飼育されている方に向けての提案です。
ネットの動画でも室内で水槽飼育をしているのを見かけますが、意外に光の反射対策をしていない方が多い様です。

水槽を四方から見れるように設置されている方、壁際に設置されている方。
最低限、水槽の底面は砂利、角の丸い平石などを敷いてライトの反射を抑えて下さい。

砂利は掃除の事も考えて厚く敷く必要はありません。
あくまでもライトの反射対策です。

特に若鯉時は色目が周りの環境に左右されます。
その中でも墨物の鯉は最も顕著に表れます。
本能的に外敵から身を守る為、周りが明るければ自分の色彩も明るくしようとします。
結果として墨がボケるのです。

水槽飼育の動画を見ていると、本当の色目じゃないなぁ~と感じる事が多々あります。

分かり難いですが紅白の紅にも言える事です。
紅白だって元は真鯉から出来た品種なのですから。

光の反射を抑えてあげると鯉のストレスを軽減出来、落ち着きます。
勿論、人も鯉も悪環境に慣れて行きます。
慣れるという事はその環境に同化して行くという事です。
悪い慣れなど決して良い事ではありません。

四方から見ている方は底面だけ、壁際に設置されている方は底面と背面の反射対策をして下さい。
水槽の背面はバックスクリーンなどを貼ると良いでしょう。

このブログを読んで、ん?と思った方。
試して下さい。 あなたの愛鯉の本当の色目が見れるかもしれません。

では、また次回で。