錦鯉日記 その19

元気ですか~!

もう誰が何時、コロナに罹っても不思議ではない状況ですね。
全く無関係ではない人の友人や、家族で罹患したなどと言う話も聞こえだしました。
確実に自分の身近にもコロナが迫って来ているように感じます。
コロナが出てから2年が経ちますか?そろそろ振り回される生活を終わらすような政策をとってくれる事を願ってやみません。
皆さんもお覚悟を。

さあ、2月も半ばに差し掛かって来ましたね。
新潟の雪ももう少しで峠を越えるはずです。

皆さん2月と言えば鯉が冬期間では一番変化する時期です。
墨物等はこの時期から沈んでいた墨が出だすことが多々あります。
2歳の五色などは秋揚げ時、紅白の様な鯉がぶわ~と墨が出だします。

鯉の体調にも変化が出る時期で特に越冬させている多年魚は日々の厳しいチェックが必要です。
水温は変わらず低くても鯉には体内時計があり代謝が目覚める準備を始めています。

残念ながら、これから春に向け鯉の代謝が目覚める前に寄生虫の活動が一歩早く始まります。
越冬前に寄生虫のトリートメントを怠っていると今時分から鯉の状態に異変が出だします。
それと以前にも書きましたが、越冬期間中に井戸水などを常時注水されている方、この時期、出ますよ。

薬浴するにも水温が低くては薬が効きません。
悩みをお持ちの人はお問い合わせ下さい。
個別に可能な方法での対処法を考えましょう。

これから春に向け餌を切って越冬させている愛鯉家の方、夏季に浮き餌を主に与えていた鯉はギュンと痩せて来ます。
しかし、餌やりの開始時期を焦らないで下さい。
春の給餌開始については又、別にブログで取り上げますが日本にはご存知の様に四季が有り鯉は自然体で飼育する場合、1年中奇麗なわけではありません。
一年の中で3,4,5月は鯉が綺麗に見えない時期です。

厳しい冬を乗り越えた鯉は暖かくなると生を謳歌します。
良い時、悪い時、それぞれがあってこそ良い時期をより楽しめるものなのでしょう。

さあ、これから問題が多発する時期になります。
弊社で購入していないから等、遠慮は無用です。
オープンしたばかりです。ほとんどの方が弊社との取引は無いでしょう。

書物などから得た知識などではなく経験からアドバイスさせて頂きます。
適当なことは言いません。分からない事は一緒に悩みましょう。

では皆さん、ご自身も愛鯉もご注意を。