錦鯉日記 その46 ハウス立て企画

元気ですか~!

お久しぶりの投稿です。
定番過ぎて言いたくもありませんが暑いですね~。

私などは胸まで有る胴付き長靴を履いてぬるま湯の様な池で作業しておりますので、中々の苦行です。
熱中症?私達は外仕事をしている時はいくら暑くても毎年の事ですから耐えれます。
それよりもハウス内の仕事が危険です。
湿度が高くマジでサウナです。

従業員には無理をしないでほしいと何時も心配しているのです。

ところで、ハウス立て企画、皆さん何を迷っているのですか。
ハウス立て企画、最初の40数本、いまだ脱落者は1本もおりません。
順調に大きくなっておりますよ。

ご覧の写真の様に50tの池に負け組になってもらう鯉を入れても50本程度です。

この企画の趣旨は私がこの鯉は大きくしてこそ、等と説明文に書く事が有りますが、皆さんに錦鯉は変化を楽しむ観賞魚だという事をお伝えしたいのと、あまり飼育スペースの無いお客様でも大きい鯉を自池で泳がせたいと思われている方も多く、そんなご要望にお応えしたいという意味が含まれた企画です。

秋の結果が良い場合、お客様がお望みならば、そのままお預かりし、来年度は野池飼育をするという事も出来ます。
お客様とは取引している商品が錦鯉という事もあり、永いお付き合いになると思います。

弊社としても色んな企画を通じて、お客様とより関係が深くなる様、誠意をもってお付き合いさせて頂ければと思っております。
ハウス立て企画2もまだまだ出品予定です。

こちらは別の50t池で一回り小さい鯉だけを集めて飼育します。

本気で特価にしております。
私の見立てが悪く、全てのお客様にご満足頂けるとは思っておりませんが、そこは私共も生産者です。
何かでカバー出来るところも有るかと思います。

販売ページでは補償に関してはお客様の自己責任の様になっておりますが、これが錦鯉業界の常であり錦鯉が究極の道楽と言われている所以です。
しかし、お客様が私共を信頼して購入して下さったのですから、その気持ちにはお答えしたいと思っております。

鯉を預けてどれぐらいのサイズになるのか?も気になる所ですよね。

弊社の場合、水中の溶存酸素を人為的にコントロールしておりません。
写真には写っておりませんが、池の左奥にはドライ槽が有りシャワー状になっているのと、普通に池の中にエアレーションをしているだけです。

基本的に鯉自身の力で自然体のまま大きくして行きます。
最低でも1シーズンで10cm以上は伸びると思います。
これが野池であれば15cm~20cmは伸びるのですが、ハウス飼育では溶存酸素をコントロールしない限り、野池ほどは伸びません。

私共としては、あくまでも皆さんが飼育し易い鯉作りという事も大切にしており、自然に逆らった鯉飼育はしない様にが基本となっております。

大手生産者から高額で鯉を購入し飼育依頼をする事を考えると、かなり現実的な価格設定になっていると思います。

ご自分で育てる楽しみもありますが、設備の整った環境に預けてみるのも秋のご対面が楽しみではないですか?

皆さんをがっかりさせない様に頑張って飼育してみます。

どしどし、ご参加くださいね。