錦鯉日記 その1 本格的な冬到来。

元気ですかー!

私はビビりました。
新潟から車で会津に来、ハウスのドアを開けようとしたが開きません。
「誰だぁ~!鍵をしめたのはぁ~」。

せっかく新潟から時間をかけて来たのに何もしないで帰るなんて。。。
発電所の事務所に鍵があるかなぁ~等と半分あきらめ気分で、しばしオロオロ。
ちょっと待てよ、凍っているのかも?
ドアの周りをドンドン手で叩いてみたところ、やった!開きましたぁ~。
雪の多い新潟に住んでいてもドアが凍って開かなくなるというのは、そうない事です。
会津の冬、恐るべし!

今日は会津の厳寒時にハウスの機能チェックと当歳の撮影に来ました。
会津の冬は氷点下-10度ぐらい下がる時がたまにあると聞きましたが、新潟は雪が多くてもそこまでは冷えません。
今日も会津は冷え込んでおり、新潟を出る際、蓄養ハウスで当歳池の水温の変化が気になっておりました。

当歳池の水温チェックをし、さほど影響を受けていないのを確認した時、改めてバイオマス発電所から出ている廃熱の有難さを感じました。
本来なら、水温を保つために灯油を燃料としたボイラーを使用しなければなりません。
この厳寒時、この大型ハウスの水温を18度以上でキープしようと思えばどれだけのコストが掛かるでしょう?
考えただけでゾッとします。

弊社は冬季、当歳のハウス飼育で燃料代を考えなくても構いません。
ジャンボ当歳も他者よりコストを抑えて作る事が出来ます。
これは本当に大きなアドバンテージで、お客様に良い鯉をお求めやすく提供する事が出来ます。
現在は日本国内のお客様に販売するよりも、海外の業者に販売する方が間違いなく高く売れます。

しかし、この施設が有れば国内販売に力を入れても採算が合うのではと考えたのです。
錦鯉は今や日本国内より海外でのほうが認知されております。
錦鯉原産国である日本国内にもっと認知される様に務めるのもバイオマス発電廃熱利用事業の使命だと考えているのです。

弊社ホームページ、ブログ等で一般的に日本人が錦鯉に対する誤ったイメージを少しでも変えたいと思っています。
立派な施設があっても内容が一番なのは当然です。

来春からは本格的に養鯉事業に取り組めます。
昭和に力を入れた生産を行っていきますが、その他も内容濃く生産していく予定です。

その内に人材募集をすると思いますので興味のある方のご応募をお待ちしております。
こんな事を書きながら、まだこのホームページすら市場に認知されていないのを思い出しました。
もっと頑張らなくっちゃ。
やる気だけが空回りしている現状ですが、商品ラインナップと価格には自信を持っております。
これから弊社の存在に気付いてくれるお客様、見守って下さいね。

帰りは道路が凍結しているから気を付けねば。
では、また。