錦鯉 水と火と和の奨め。

元気ですかー!

新潟はすっかり雪景色になりました。
さて今回は錦鯉から少し外れたお話しをしましょう。

今日から和室の火鉢に火入れをし本格的に使いだしました。
もう長年使っている火鉢ですが炭に火入れをし全体に火が回ると何とも柔らかい暖かさを受けます。

暖房器具と考えると補助ぐらいにしかなりませんが、長岡の寒い地域でもほんのり部屋は温まります。

何よりも火を見ていると心が癒されます。
人の深層心理、DNAには火と水が刷り込まれていると思います。
火と水は人に恐怖を覚えさせる物であり安らぎを与えてくれるものでもあると思います。

家に暖炉や薪ストーブのある生活にあこがれた事はありませんか?私はその一人ですが、その両方とも少しハードルが高い様に思います。

私は焼き物、茶器に興味を持った事から湯を沸かす鉄瓶、鉄瓶で沸かす湯は炭で、墨を使うには火鉢という風に火鉢と出会いました。 茶器は眺めて楽しむ趣味は無く日常使いします。
火鉢はリサイクルショップ、古道具屋、骨董屋をめぐり1万円前後で購入した物です。最初は時代劇に出て来る様なアンティークな木製の火鉢も購入しましたが、意外と炭を入れる部分が浅く木製の為、たくさん炭を入れると熱を持ったり、淵が焼けてしまったりと失敗もしました。

結局、実用的なのは比較的安価な陶器の火鉢でした。写真の火鉢は間口が40㎝弱で大きい部類に入ると思います。
火鉢は暖をとり湯を沸かすだけではなく、意外と楽しめます。
網を置いてお餅を焼いたり、パンを焼いたり、鍋をかけたり、特に焼き物は電気ガスなどのオーブンで焼くより数段おいしく焼けます。
パン屋さんで買ったクロワッサンを焼き直すと外はパリパリ中はふんわり、とてもおいしく焼けます。
スーパーで安価で売っているソーセージや総菜の焼き鳥も墨で焼いたり温めなおすといつもとはびっくりするぐらい違う美味しさに気付くはずです。

しかし、魚の干物、スルメなどは匂いが出るため勿論おいしいのですが、家内から大目玉をくらうのでお勧めできません。

火鉢というと昔の物というイメージが有りますが、日本の和に触れる事が簡単にでき、かつ家庭内にありながら楽しいです。
火鉢は色々なデザインが有り洋室にもマッチするような物も手に入ります。

無機質な部屋に小さくても水槽が有り生き物がいる。部屋の明かりを水槽のライトだけにし眺めていると引き込まれます。
日頃の生活の中で受けているストレスをひと時だけでも忘れさせてくれる水と火。

そういうものが日常の生活の中にあると少し心が豊かになったような気がします。
そんなにお金を掛けなくても日常を少し変える事は出来ますよというお話でした。

このブログを読んで火鉢に興味を持たれた方、注意点を列記しておきます。

1,火鉢は灰の入っている部分は外側は暖かくなりません。重量はそこそこ有りますので敷物を引いた方が良いですが耐熱の物は必要ありません。

2,初めて火入れをする際は、炭も灰も湿気を吸っていますので換気の良い所で半日ぐらいは暖気運転が必須です。これをせずいきなりマンションなどの機密性の高い部屋で炭をたくと頭が痛くなったりします。

3,追加する炭は写真の様に火鉢の中に並べて置き、湿気を飛ばしましょう。

4,備長炭の使用はあまりお勧めできません。かなり質の良い墨でない限り、他の炭に比べ火花が弾けます。オガくずを人工的に固めて作ったバーベキューなどで使用する炭は火花が弾けず比較的安全です。
なら材で作った炭等は木の皮を削らずに炭にしています。この木の皮に油分が含まれており、これに火を付けると火花が弾けます。
簡単に取れますので、あらかじめ削り落としましょう。
私は人工の炭だけでは味気ないので、ほんのり香りの出る、なら材の炭を併用しています。
選ぶ炭によって火力、火持ちの長さが変わります。

5,炭は気を付けていても火花が弾けたりします。弾けた火花は直ぐに消えない場合が有り、畳などは小さい焦げが出来る事があるので覚悟して下さい。

6,最後に、全て各自の自己責任で行って下さい。火事を起こしたり火傷などあらゆる損害を被った場合でも当方は一切の責任は負えません。あらかじめご了承下さい。