錦鯉 販売 通販 ネット販売 立てクラス 大正三色 41cm BN6-001
立てクラス 大正三色 41cm BN6-001
三色共に質の揃った一本です。
野池揚がりの鯉で、三色があまり得意ではない弊社でも、たまには良いものもいるんだぞという鯉です。
この鯉も大型系統ですが率が悪すぎて2歳立てにした鯉は多くありません。
三色はご覧の鯉の様に良質の墨と紅が喧嘩しない鯉は意外と少ないのです。
小墨ではなく、パンチの効いた墨質というのも重要な部分です。
錦鯉の生産状況というのは三色の生産数が確実に少なくなって来ております。
それは一言で言うと海外市場に人気がないからです。
三色に関しては紅白、昭和に比べ良し悪しが小さい時からハッキリしております。
大きく変化しないという面も購買意欲を削ぐ一面なのかもしれません。
反面、良いものは高価で取引されますが、三色貧乏と昔から言われる様に良いものはほんの一握りです。
マイナスポイントが目に入りやすいのも三色の特徴です。
私などは、三色も墨物ですから、やはり墨質が命だと思っております。
いくら良い紅白模様を持っていても質の悪い墨しか持っていなければ、それが逆に鯉の価値を下げてしまいます。
墨質に特化した三色の系統と言えば甚平系がパッと浮かびますが、甚平系の質の良い墨と紅は水と油の関係と似ており、緋盤の上に墨質の良い墨が出ると墨が出た部分の緋盤を壊してしまいます。
緋盤の上に上質の墨が出ると墨が出た部分の緋が飛んでしまうという事です。
墨質の良い鯉のほとんどは緋質の硬い感じの紅で立てて行くと飛びやすい傾向が有ります。
大きくなって緋模様も飛ばない鯉に付いている墨は一質落ちる墨の鯉がほとんどになってしまいます。
一時期、何とかならないものかと改良を5年程試みましたが、系統の持つ特性が強すぎて途中で断念してしまいました。
当時、同腹の甚平系統の三色を3500本程、2歳立てし、5歳時に75㎝を超えまともな鯉は5本足らずでした。
大きくなって良くなる鯉を目指している者としては致命的な結果でした。
ご紹介の鯉は甚平系統ではありませんよ。誤解なく。
本題からそれた話になってしまいましたが、リクエストを頂ければ、錦鯉の系統について販売ページの商品説明などで機会が有れば取り上げさせて頂きます。
お問い合わせの欄にでも書いておいて下さい。
この三色に関しては簡単な動画も撮りましたので、ご覧下さい。
現在、飼育水温は6℃です。
*冬期間のお受け取りに不安のある方は、春まで無償でお預かり致します。
その場合のお支払いは振り込みのみとなり、ご注文より10日以内にお支払い下さい。