こんにちは、錦鯉愛好家の皆様。お久しぶりの投稿となりました。まずは、この猛暑の中での作業について少しお話しさせていただきます。
夏場の作業と注意点
胸まである胴付き長靴を履いてぬるま湯のような池で作業するのは、なかなかの苦行です。しかし、私たち外仕事をしている者にとっては毎年のことなので耐えられます。むしろ、ハウス内の仕事の方が危険で、湿度が高くまるでサウナのようです。従業員には無理をしないよう、常に心配しています。
ハウス立て企画の現状
さて、ハウス立て企画についてですが、最初の40数本はいまだに脱落者が1本もおらず、順調に大きくなっています。
50トンの池に負け組になってもらう鯉を入れても50本程度です。この企画の趣旨は、錦鯉が変化を楽しむ観賞魚だということをお伝えすると同時に、飼育スペースの限られたお客様でも大きい鯉を自池で泳がせられるようにすることです。
ハウス立て企画の特徴
- 秋の結果が良ければ、そのままお預かりして翌年野池飼育も可能
- お客様との長期的な関係構築を目指しています
- ハウス立て企画2も進行中で、より小さい鯉を特価で提供
成長の見込みと飼育方針
弊社では、水中の溶存酸素を人為的にコントロールせず、鯉自身の力で自然体のまま大きくしていきます。最低でも1シーズンで10cm以上は成長すると見込んでいます。野池ほどではありませんが、自然に逆らわない飼育を心がけています。
参加のメリット
大手生産者から高額で鯉を購入し飼育依頼をすることと比べると、かなり現実的な価格設定になっています。ご自身で育てる楽しみもありますが、設備の整った環境に預けて秋のご対面を楽しみにするのも一興ではないでしょうか。
皆様をがっかりさせないよう、精一杯頑張って飼育いたします。どうぞ、たくさんのご参加をお待ちしております。