木質バイオマス専焼発電所の排熱を有効利用
株式会社グリーン発電会津の敷地に隣接しており、間伐材などを利用した木質バイオマス専焼発電所から得られる排熱を利用した蓄養ハウスです。
１棟は幅8.5メートル長さ50メートルあり、 冬季においてもボイラー等使用せずに水温8度から27度前後の範囲で水温調整可能な大型施設になっております。
安全設計の飼育場
生簀は、すべて単独に設計されており、各池ごとに調整が可能な安全設計です。
弊社は新潟で錦鯉の生産を行っておりますが、雪深い長岡地域においては冬期間の蓄養コストが主に灯油代を中心に多く発生し、 生産者の悩みの種になっております。
車で片道2時間と距離はありますが、長岡地域で同等の施設を運営していくことを考えれば比べるまでもなく、お客様に少しでも安価に錦鯉を提供するためにこの施設を使用しております。
新潟に出荷基地ができるまでの間は、会津の施設より直接お客様に錦鯉の発送をさせていただきます。
バイオマス発電のモデル事業として
弊社の事業は単に錦鯉の生産販売というだけでなく、バイオマス発電時に得られる排熱を有効利用するモデル事業としての確立を目指しております。
排熱は多方面での利用が考えられ、今後は 錦鯉の蓄養と合わせ、ハウス栽培農業との循環型の養殖・栽培や各研究機関、商品開発者への試験区の提供など多岐にわたって実施していく予定です。
今後の農林水産業の可能性に少しでも貢献できればと言う大きな目標を持って臨んでおり、同時にバイオマス発電所の存在意義を高めるためにも関係者一同頑張っていく所存です。
各方面で興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
